山のコト

山のコト Vol.33 テント泊登山でテントの下に敷くグランドシートの話

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グランドシートはテントの下に敷く下敷き。

必ず必要と言うわけではないけど、岩や石でテントの底が破損して生じる修理費用や時間を考えると、敷くことのメリットの方が大きい気がする。摩耗も軽減できるのでテントが長持ちするし。

あと、汚れを落とすのもテント本体より一枚ペラのグランドシートの方が扱いやすい。

グランドシート

今まで使った3種類を比較。

SOL ヘビーデューティ エマージェンシーブランケット

ポリエチレンにアルミ蒸着したシート。本来は緊急時の防寒ブランケットなんだけどそこそこ強度があるのでタープとかグランドシートにも使える。

210gと軽い重量と、エマージェンシーシート兼用というところが魅力だけど、いかんせんペラペラなので濡れた時にぺったりくっついて扱いづらいし、くっついた砂とかも落としづらい。

 

LOCUS GEAR  Multi Sheet Tyvek

タイベック素材の一枚シート。4隅と各辺の中央にペグ用ループが設けてあるので、テントに固定もできる。

重量200gで軽量なのと、タイベック素材なので空気が抜けて畳みやすい。真っ白な布地なので汚れを気にせず使えるかがポイントかもw

夏のテント泊はこれをメインに使ってる。ただし冬は体温で解けた雪が再凍結して張り付いてしまい、剥がす時にビリビリと破けるのでNG。

 

銀マット

いわゆる銀マット。結局冬はこれが一番使える。一枚ペラのシートよりは冷気を遮断してくれてる気がするし、張りがある分扱いも楽なので濡れたり凍ったりする冬はこれくらいタフな方がいい。

インナー付きテントの場合はこれをテントの中に敷く。フロアレスの時は雪の上に直接敷くのでツルツル滑るのが難点。マットの面積分だけ少し窪ませてやるとずれない。

重量が少々嵩むのは冬装備の仕方がないところ。

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