根室でシマエナガ探し
6日目は根室市内の公園でシマエナガ探し。この日は結構気温下がって−15℃くらい。身体が多少慣れてきてるものの、車泊は結構寒い。マグマカイロ仕込んで何とかなるくらいかな。
市民の森
シマエナガは奥の森よりも入り口付近に出るぽいので、入り口付近を散策してみるも「ウソ」しかいないので一応ハイドまでも行ってみる。なにやらザッザッと音がすると思ったら管理人さん?がハイドの掃除をしてた。穏やかな年配のご夫婦で「凍れますねー」と声をかけたら(両親が函館出身なので北海道弁少し分かる)色々情報を教えてくれた上に寒いからって缶コーヒーまでいただいた。旅の中でのこういうやりとりは本当に心に残る。
ご主人が「今日は鳥は休みだ」って言ってた。餌台にも全然集まってきてないらしい。シマエナガのことを聞くとやはり入り口側の方が出るとのこと。お礼を言ってまた少しぶらついてみる。
ウソを撮りつつ小道をぶらついてたら突然「ジュルリ」と特徴的な声。あ、出た!しかも近い!背の低い茂みの向こうに白いもふもふがちょこちょこと。いましたシマエナガ。まあるくて白いふさふさの姿は確かに可愛い。こりゃみんなハマるわ。でもかなり忙しなく動くので動画はかなり厳しい。あたふたしてるうちに違う場所に移動して行ってしまった。
レアな野鳥を見つけた時って、何か宝探しみたいですごいテンション上がるんですよね。日数が限られてる本州からの人間が、狙った場所で会えたのはすごいラッキーな気がする。
市役所食堂みなとでエスカロップ
お目当てのシマエナガに会えたので、もう1箇所の明治公園に行く前に、お気に入りになった食堂みなとで今日もランチ。
昨日気になってたエスカロップを頼んでみる。エスカロップって根室のご当地メニューらしく、バターライスの上にデミグラスソースがかかったポークカツが乗ってる料理。ボリュームあるけど中々美味しい。声かけてくれた昨日の店員さんにシマエナガに会えたことを報告したら一緒に喜んでくれた。人があったかいな。
明治公園
管理人ご夫婦の奥さんから明治公園でもシマエナガ見たことあると聞いたので一応ぶらぶらしてみる。カラ類はいるけど、ジュルリは聞こえず。ぐるっと一周して広場に出たら聞き覚えのある声が。ここでも出ましたシマエナガ。ただ、こちらは人通りもそこそこ多く、早々に高い樹上に移動して行ってしまったので撮れ高はなし。まぁ1日で2回見れたので満足すべきだろうな。
この日は午後から天気が崩れる予報で、あろうことか正月の北海道で雨が降ってきた。明日は最終日だし風呂も面倒になってきたので、今日の泊地に向かいつつ晩御飯を済ませることにした。
食事処 白帆
根室と中標津の中間点にある尾岱沼市街のお店。ホタテとか北海シマエビが売りらしいけど、あいにくシマエビは時期でないようで、ホタテ天丼を注文。どでかいホタテが乗った美味しい天丼でした。あとお味噌汁のわかめがシャキシャキして美味しい。
道の駅 尾岱沼
道東トリップ最終夜は尾岱沼の道の駅。最低限の施設がある初期の道の駅の感じ。海沿いの立地で能登地震の影響で津波警報が各地に出てたので、一応内陸に向かう最短経路を確認しておいた。あと、トイレに入ると自動で倍賞千恵子さんの別海讃歌という歌が流れるんだけど、トイレ入るたびに聞くことになるので(中標津から根室に向かう時も寄った)しばらく耳に残った。
さて、明日はついに最終日。午後のフライトなので中標津でまたシマエナガを探してみます。
旅の記録はこちら
- 冬の道東 野生動物撮影トリップ <Day1 中標津> 車泊準備、防寒、機材について
- 冬の道東 野生動物撮影トリップ <Day2 釧路> タンチョウヅル
- 冬の道東 野生動物撮影トリップ <Day3 網走> オジロワシとキタキツネ
- 冬の道東 野生動物撮影トリップ <Day4 羅臼・野付> オオワシ、キタキツネ、エゾシカ
- 冬の道東 野生動物撮影トリップ <Day5 根室> オオワシ
- 冬の道東 野生動物撮影トリップ <Day6 根室> シマエナガ
- 冬の道東 野生動物撮影トリップ <Day7 中標津> シマエナガ、エゾリス