【 軽レンタカーで車中泊】冬の道東 野生動物撮影トリップ <Day1 中標津> 車泊準備、防寒、機材について

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冬の道東でオオワシを見たくなって、2024年の年始に7日間の撮影トリップに行ってきました。お目当てはオオワシ、オジロワシ、シマエナガ、キタキツネ、エゾシカなどです。釧路、網走、羅臼、野付、根室と巡って結果的に会いたかった動物達には全て会えました。レンタカーでの車中泊メインだったのでその経験も含めて書き留めておきます。

冬の北海道に行く方の参考になれば幸いです!

旅行プラン

北海道へは羽田から中標津空港へ。そこでレンタカーを借りるプランです。基本車中泊プランですが、宿とレンタカー込みのパックにした方が安かったのと、動画も撮るつもりだったのでバッテリー充電の必要性から中日に2日間、宿をとりました。

参考までに旅行プランの比較金額です。

航空機、レンタカー単体

航空機(ANA公式)往復¥42,340 + レンタカー(ニッポンレンタカーじゃらん)KBクラス 7日間 ¥55,440

計¥97,780

航空機+宿+レンタカー じゃらんパック

【航空機往復+宿2泊+レンタカー7日間】

¥91,400

KBクラス:ワゴンR or N-WGN or ムーブ(現地で保険+7700円)

 

羽田から中標津空港へ

今回カメラ機材も含めて大型の登山用ザックに収めて手持ちだったのですが、70Lサイズのザックは手荷物自動預け機は不可とのことで、窓口に並びました。年末だったのでそこそこ混んでましたが、フライト時刻が近づいてる人は優先して案内してくれるので慌てなくてもよいです。

 

当日は東京は晴れ、北海道は雪模様でした。現地悪天候のため、羽田に引き返す条件付きでの出発。燃料余分に積んでます、重いです、滑走路短いのでブレーキ強めにかけます、と中々不安を煽るアナウンスでしたが無事、中標津空港に到着。悪天候下でも無事運行、ANAさんさすがです。

 

中標津到着は午後だったので、初日は買い出しだけ。大晦日なのでやってるお店も限定的。風呂は省略して晩御飯もすき家で済ませました。まずどこに行くか悩んだけど、とりあえず確実にタンチョウヅルに会えそうな鶴居村のタンチョウサンクチュアリに行くことにして、泊地の「道の駅摩周」に移動します。

道の駅摩周

到着日は結構な雪が降っていて、久々の雪道運転。夜になってから「道の駅摩周」に到着。さすがにがらんとしてるけど、トイレはめっちゃ綺麗だし暖房効いててあったかいので快適。

 

因みに車中泊で道の駅使わせてもらいますが、利用するのは駐車スペースとトイレのみ。調理した食器をトイレで洗ったり、ゴミ捨てたりはマナー違反だと思ってます。最近は有料でゴミを引き取ってくれるところもあるみたいなので、これはいいシステムだなと思います。

 

レンタカーと車泊

普段から車中泊しているので慣れてはいるんですが、自分なりのカスタマイズができないレンタカーで、冬の北海道を車中泊トリップできるのかが、今回の旅の目的の一つ。筆者の身体データは【40代男性 身長174cm 53kg】で痩せ型。冷え性だったりで結構寒がりです。ただ、体感温度は個人差が大きいので飽くまでも参考としてください。

車種

今回の車はダイハツ「ムーブ」でした。充電用のUSB端子ついてるし、音楽もBluetooth経由で流せるのでナイスです。あと冬に必須のスノーブラシも積載されてます。北海道のレンタカーは基本四駆だけど、指定できるプランじゃなかったので心配な人は四駆指定がいいと思います。

 

え、最近の車って、ブレーキ踏まないとエンジンかけれないの?!これ車泊の時、めっちゃ不便ですやん…朝寒いのに寝袋から出ないとエンジンかけれないてこと。強制的に起きれる仕様か…。

 

さて、肝心の車内空間ですが、フロントシートを倒すと、身長174cmの自分でも足を伸ばして寝転べるだけの空間ができます。床面はフラットとは言えないまでも、エアマットを敷くのでほぼ問題ないです。気になっていたのはレンタカーなので窓を塞ぐ断熱シェードが使えないこと。ここからの冷気を遮断できないのは結構大きい。

 

寝具

寝具は厳冬期の冬山テント泊仕様です。サーマレストのエアマット「ネオエアーXサーモ」とmont-bellの厳冬期用ダウンシュラフ「アルパインダウンハガー800 #0」の組み合わせ。「ネオエアーXサーモ」はエアマットの中では最高レベルの断熱性能で、これで寒ければ後は我慢するしかない。車でエアマット初めて使ったけど、滑ってずれるのでちと使いづらい。シュラフも厳冬期3000m峰を想定したもので【快適温度】-6℃/【使用可能温度】-13℃というスペック。

これに、上はメリノウールの長袖、化繊のミッドレイヤー、ダウンジャケット、下はヒートテックタイツ、ウールロングソックス、ダウンパンツを着込んで寝ます。今年は暖冬で比較的暖かく夜の気温も−7〜−15℃くらいなので快適に行けるかな、と思いましたが寒くて目が覚める日が何度かありました。マグマカイロを仕込んでおけば何とかなるレベルでしたが、安定した睡眠で体力回復のために中日に宿をとっておいたのは正解でした。

例年通りの−20℃とかだと、3シーズン用のシュラフを追加してダブルにした方がよさそうです。結果、冬の道東をレンタカー車中泊で過ごせるか、については装備をしっかり整えた上でギリギリ、といったところでしょうか。

 

あと、凍って困るもの(飲料水やコンタクトなど)はシュラフの中に入れておきます。

 

北海道の交通事情など

運転

雪道はスピードを出さない、急ハンドル、急アクセル、急ブレーキを避けるのが基本です。交差点付近では凍った雪が磨かれてミラーバーンになっていることも多いので特に注意。大地が広いので、吹雪になったりするとホワイトアウトすることもざらです。そんな時は無理に走らずハザードたいて視界が回復するのを待つのが無難です。

あと道民の運転はかなりせっかちなので、郊外で後ろに車来たらさっさと譲った方が快適に走れます。70kmとかで巡航してても後ろの車は結構イライラしてます…(´・_・;)

ガソリン

北海道は街と街の間隔がかなり離れてるのと、24hやってるスタンドも少ないのでガソリンスタンドを見つけるたびに給油するのが基本です。年始は更に日中でもやってないとこがあるので、かなり大きな街でないと給油ができない状況になります。

トイレ

普段使える公園とかのトイレは冬は閉鎖されてることが多いです。確実なのは道の駅やガソリンスタンド、コンビニですが、緊急用に携帯トイレを持っておいた方が安心です。

コンビニ

小さな町でも大抵、セブンやセイコーマートが一つはあります。24h営業ではないところが結構ありますが、年始も開いてるところがほとんどなので非常に助かります。

セイコーマートのあったかいおにぎりが美味しいのでお気に入りです。

 

防寒装備

野生動物目当てで基本屋外行動になるので、防寒対策はしっかりと。マグマカイロミニをブーツの中と、バッテリー保温用に上着のポケットにいれておくといいです。スマホも保温しておかないと寒さで落ちます。

 

レイヤリング

<上>

  • メリノウールの長袖
  • 化繊のミッドレイヤー
  • ダウンジャケット
  • ハードシェルジャケット
  • バラクラバ
  • ニット帽
  • インナーグローブ
  • 防寒テムレス

<下>

  • ヒートテックタイツ
  • ウールロングソックス厚手
  • ダウンパンツ
  • ハードシェルパンツ
  • sorel パックナイロンスノーブーツ

 

このレイヤリングで快適に過ごせました。オオワシ見つけて2時間くらい撮ってた時はさすがに冷えましたが。雪の中に突っ込むこともあるのでゲイター付きハードシェルパンツとスノーブーツの組み合わせが快適です。スキー・スノーボード用パンツでもいいかも。

ひとつ注意点は食事などでこのままお店に入ると暑すぎるので、その際は着る物減らした方がいいです。

 

機材

持って行った機材は以下の通り。外に出しっぱなしになる望遠用のカメラは、防風と寒冷対策のためにユニクロのフリースネックウォーマーでカバーしてました。動画も撮りたかったので写真はベストショット狙えてないです。二足のわらじは中々厳しい…。モバイルバッテリー併用しても7日間は持たなかったので、充電のために宿をとって正解でした。

  • FUJIFILM X-H2
  • FUJIFILM X-T4
  • バッテリー4個
  • XF150-600mm F5.6-8
  • XF50-140mm F2.8
  • XF16-55mm F2.8
  • XF23mm F1.4
  • GoPro HERO5
  • BENRO カーボントラベル三脚
  • SLIK FHD-53D ビデオ雲台

 

普段野鳥メインで撮ってるわけではないので、三脚に関しては完全に役不足でした。全高が足りなくて撮りづらいし、雲台も左方向にパンすると三脚との接点の方が緩んでくるので非常にストレスフル。やはり野鳥や動物撮るなら三脚と雲台はしっかりしたものを用意した方がいいですね。ただ、自分の撮影スタイルが、1箇所に腰据えて撮るより、歩き回って撮りたいタイプなので、一脚との組み合わせで身軽に動けるシステムを検討してみたいところ。

一方、カメラ側のX-H2とXF150-600の組み合わせは快適でした。新しく搭載された鳥や動物専用のAFモードがよく反応してくれます。X-H2はモードダイヤル搭載なので、動画モードと瞬時に切り替えができて非常に有り難かったです。

 

寒い車外と暖かい車内や屋内を出入りすることになるので、ドライサックと除湿剤でしっかり結露対策した結果、結露には悩まされずに済みました。結露対策の詳細はこちらの記事に。

冬場のカメラ | 結露対策と放置時間の実験

 

【現地で調達した物】

  • マグマカイロミニ(10個入り)を2パック、マグマカイロ靴用(3セット)を1パック(靴用もミニでよかった。靴専用は熱すぎる)
  • 顔拭き用フェイスペーパー
  • 手荒れ用にyuskin
  • 飲料
  • 食料(撮影に全振りなので、調理系はなし。朝昼はコンビニで済ませる方針)

【持って行ってよかった物】

  • 袋BOXティッシュ(現地でも買えるけど一応。箱だとかさばるので)
  • Sカン(車の持ち手に引っ掛ければ衣類などを掛けられる)
  • ユニクロ フリースネックウォーマー(カメラの防風耐寒用)
  • ゲイター付きパンツとスノーブーツ(雪にも気にせず突っ込める)

【持って行こうとしたけど要らなかった物】

  • トレッキングポール(深雪を歩くのに便利だけどラッセルするほど雪がなかった)
  • チェーンスパイク(滑って困ることはなかった)

【持って行ったけど要らなかった物】

  • 2台撮り用 SLIKプレートⅡ(スチルと動画同時撮影用)
  • サーモスボトル(山ではないので要らなかった)
  • ゴーグル(これも山ではないので要らなかった)

 

旅の記録はこちら

 

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