テント泊で良質な睡眠を得るために、ウルトラライトな枕を導入してみたのでそのレビュー。あと、テントで座ってると腰が痛くなる人なのでその対策も。
今までは、ザックとか予備の衣類とか適当なものを枕にしてたけど、やはり専用の枕があった方が断然快適。
EXPED Air Pillow UL M
導入したのはエクスペドの「Air Pillow」
スペック
エアー式で嵩張らないし、45gと軽量なので重量増とは考えないで済む重さ。色味も渋めでよかった。
高さは10cmくらい。厚い面と薄い面に分かれてるので、好みによって使い分けられる。
表面には滑り止め加工が施してあって、凹みも作ってあるので頭がきちんと収まるようになってる。
展開とエア抜き方法
エアーマットと同じで、口で空気を注入するタイプ。小さいので数回の吹き込みで膨らむ。エア抜きはキャップにくっついてるピンで中の弁を押して抜くんだけど、これなくても普通に指とかで押しても抜ける。口をつけるところを触りたくない人向けかな。
収納袋
コンパクトになるスタッフサックもついてるけど、本体がぺしゃんこになるからそのままシュラフとかにくるんじゃっていちいち袋にはしまわないのでこれは使わない。
使ってみた感想
一言、「最高」につきる。
ふだん結構高さのある枕を好むんだけど、予備の衣類とかで高さを出すのは結構大変なのでこの高さはとても快適。もっと早く使えばよかったものにランクイン。
そこそこのお値段するけど、登山において睡眠てとても重要なので、これは価値ある投資だと思う。
あとテント場でよく盛大ないびきが聞こえてくるけど、きっと気道が詰まってるのでみなさん枕使うと自分も周りの人も幸せになれる気がします。
腰痛対策
もう一つ、この枕には用途があって、テント泊でずっとあぐらかいて座ってると腰が痛くなることに困ってた。シュラフに入って寝転べばいんだけど、ずっとそうしてる訳にもいかない。
色々試した結果、尻の下にそこそこの厚みのものを敷いておくと腰が痛くならないことを発見。この「そこそこの厚み」というのが「EXPED Air Pillow」にぴったり。
厚みのある方を背中側にすると背筋が伸びてジャストフィット。エアーのおかげで座り心地もよいし、凹みのおかげで尻の収まりもよくてずれない。
どちらかというと、こっちの効果の方が自分は感激。
以上、山の睡眠について参考になれば幸いです!