在宅で仕事することが増えてきたので、デスクでのPC作業を快適にするべく自宅のPC環境をリメイク。前の部屋から持ってきたアンティーク調のデスクは気に入ってたけど、今のPC部屋は北向きで暗いので全体的に雰囲気が重くなってたので明るい色調にチェンジ。古道具屋で仕入れた椅子も気に入ってたけどPC作業にはしんどいので、モダンなPCチェアに変更。
ウッドショックと物価高で木材の値段が上がっててDIYやる人には中々しんどい情勢。それでもDIYしたものの材料は2万くらいに納まりました。
全体の構成
全体の構成としては、以下の感じ。
- 縦寄りになってる構成を横方向に持っていく
- デスクはなるべく脚が目立たないフローティングスタイルに
- モニタスタンドを置く
- ネットワーク機器は壁付け
- デスクチェアは白
フレーム
デスク周りにフレームを組んで天面に収納を追加する計画。まず針葉樹合板に2×4材をネジ止めして壁を作る。うちは小天井が元からついてるのでこれを利用して天面に渡す横棒で壁を支えるので、今回はディアウォールやラブリコは未使用。
横棒に使用したのは、ロイヤルホームセンターで仕入れた「杉LVL」という積層合板。建材にも使われていてかなり長さがあるのに安いので重宝する。
何もなかった空間に横方向のフレームが入ることで視覚的に横方向に広がりが出る。このフレームにMDF材で棚板を設置。あまり重い物を乗せるつもりはないので強度はそれほど強くない。
デスク
天板
天板はお馴染み「VIVAホーム」の杉無垢ボード。サイズは1430×650にカット。かなり幅も奥行きもあるけど、27インチくらいのモニタを置くとなると、これくらいの奥行きが欲しい。市販のデスクは奥行きが大抵600mmなのでちと足りない。
仕上げは今回は無塗装。軽く手でヤスリがけして表面を整えて、蜜蝋ワックス仕上げのみ。素のまま使ってもいいけど、蜜蝋ワックスで仕上げるとしっとりするし、多少汚れや濡れへの保護になるので仕上げはした方がお勧め。ニスは表面保護には最適だけど、塗膜で木の質感は皆無になるので好みません。
脚
今回はなるべく天板が浮いてるようなフローティングデスクに近いものにしたかったので、脚は左右目一杯に寄せて最低限の強度で色も目立たないようにSPF材そのまんま。足りない強度は窓枠の桟に支柱を立てて荷重をかけて分散させてます。
脚は2×2材でフレームを作って天板に軽くネジで固定しただけ。窓枠側の支柱に至っては天板に両面テープで固定という横着具合。縦方向の荷重にさえ耐えてくれればいいのでこれでいいのです。
モニタ台
天板から切り出した1430×260の板が余るので、これでモニタ台を追加。と言っても、角材で脚をつけて天板に置くだけ。脚の高さは30mmにした。見た目的にはこの高さがベストだけど隙間に手が入らないので、使い勝手優先するなら40mmの方がいいかも。
このモニタ台が中々優秀。モニタの下が収納になるのでノートPCやキーボードなんかをしまえるし、ケーブル類を全部この下に隠せる。天板とモニタ台の幅を同じにすることでモニタ台という主張が消え、統一感が出ます。
うちの環境では最終的にはiMacをMacBookに変えて、モニタアームを導入することでモニタ台に置くものがなくなってしまったので、モニタ台の上に広大な空きスペースが広がっています。
ネットワーク機器
側面に壁ができたのでゴチャつきがちなネットワーク機器は壁付けすることに。ネットワーク機器はA4ファイルボックスに突っ込んじゃったりするのが楽でいいけど、結構動作状況ランプ確認したり、再起動するのに電源入れ直したりするので、アクセスしやすいに越したことはない。各機器を綺麗に配置すると剥き出しでも中々様になる気がする。
取り付けはL字フックとかL金具とか、そこらに余ってたもので適当に。
デスク下収納
前のデスクに付いてた引き出しがなくなったので、デスク下に「tower」のテーブル下収納を追加してみた。天板の下にネジで箱型の収納を固定するもの。引き出し作るより手軽なので、デスク自作してる人にはお手軽でお勧めかも。
こういう上向きに作業しなきゃいけないものは、三脚とかで支えてやると楽。中身が見えないように敢えて横向きに取り付けた。
トレーにこまかいものを入れて、トレーごと収納。テイッシュを引き出すためのスリットが空いていて、箱を隠せる。ティッシュの取り出しやすさは正直イマイチかな。
チェア
デスクチェアはIKEAの「イェルヴフェレット」にしました。白いデスクチェアって中々ないのでほぼIKEA一択でした。黒はどうしても重くなるので白にしてみたところ、やはり全体が明るくなって正解でした。
デスクチェアの比較についてはこちらの記事に詳しく書きました。
テレワーク用椅子(デスクチェア)【IKEAとニトリ レビュー】
Before
After
まとめ
全体に色調を明るくしたので、北向きの部屋の雰囲気が明るくなった。白いPCチェアは中々冒険だったけど白にしてよかった。
縦が強調されてた構成も天面に横棒を渡してフレームを作ったおかげで、収納が増えたのに視覚的には広がりが出た気がする。空間デザインとしてはうまくいったリメイクでした。
リメイクでPC作業はだいぶ快適になりました。やはりテレワークするにもそれなりに環境を整えてやった方が身体にも良さそうです。
テレワーク環境DIYを考えてる方の参考になれば幸いです。
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