テント泊登山でテントの幕体やガイラインを固定するためのペグ。
荷物の重さは気にしなくて済む平地のキャンプと違って少しでも軽くしたいし、環境もテントが飛ばされることもあるくらい過酷なので強度も必要。
ペグ
ペグにもすごいたくさん種類があって、こだわり出すとキリがないアイテムらしいけど、自分はほとんどこだわりがなくて、2種類しか使ってない。今のところこれで事足りてる。
DAC J-Stakes
メインは、Helinoxの母体でもあるテントポールメーカー、DACのJ-Stakes。mont-bellのステラリッジに付属してたので、そのままこれを使ってる。
アルミ合金製で1本11g。
V型なので地面によく噛むし、岩でがしがし叩いてるけど強度も頑丈。重さも十分軽い。ヘッド部分に切り欠きがあるのでガイラインを引っ掛けて抜きやすくなってる。非自立式テントを使ってるので、ペグの噛み具合と強度は結構大事。状況に応じてこれを8〜10本持つ。
難点は、V型であるが故に、抜いたときにがっつり土が詰まってくる。
FREELIGHT Ultralight Nail Peg
予備と硬い場所用を兼ねて、FREELIGHTのNail Pegを3本。
チタン製で1本9g。
とにかく貫通力がすごい。コンクリにも刺さるんじゃないかと思うくらいなので、硬い場所の下穴あけにも重宝する。細身なので噛み具合はそんなに強くない。なので基本的にはベースポイントではなく、前室確保用とかの入口部分に使ってる。
ペグハンマーは不要
平地のキャンプをしてる人にはペグハンマーは馴染みのアイテムだと思うけど、山では不要。こんな重いもの持って行きたくないので、山では岩で代用する。芝生のサイトには岩なんてないけど、山のサイトにはゴロゴロしてる。
冬は竹ペグ
冬のテント泊では、100均の竹しゃもじを加工した竹ペグを使ってる。半分にカットすれば1本から2個作れるので、コスパと固定力は十分だけど、撤収の時に凍って抜くのが大変なことがある。
それがめんどくさい人には、Eastonの Gold 24ペグがお勧め。
アルミ製で1本30g。
全長が62cmもあるので砂や雪でも使える。ただ、コスパと重さを考えると自分の選択肢からは外れる。