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LOCUS GEAR | Khufu フルメッシュ レビュー

Khufu Full Mesh
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LOCUS GEAR Khufu Full Mesh

このページを見に来た人は恐らくすでにご存知の通り、ローカスギアは主にモノポールシェルターを製造する日本のガレージメーカー。

2年ほどクフをフロアレスで使ってきたところで、悪天候や樹林帯での快適性を確保するべく、カスタムメッシュインナーを導入したので使い心地をレビュー。

Khufu Full Mesh

Khufu Full Mesh

 

クフ フルメッシュは、フロアレスシェルターのクフにバスタブフロアとバグネットを追加するオプション。

重量は公称 370g

バスタブ部分はシルナイロン、メッシュ部分は小さな虫も通さない細かい目のノーシーアムメッシュ。

カラーは明るさと汚れ対策を総合的に判断した結果、グレーをチョイス。

サイズが「Full」「3/4」「2/3」「Half」とあるけど、二人使用もできるように「Full」をチョイス。

そして受注生産のカスタムラインはある程度のカスタムを受けてもらえるので、幾つかカスタムをお願いした。

設営について

DPTEの場合

  1. 設営については、幕の立ち上げまではDPTEと同様。
  2. DPTEで幕を立ち上げたら、中にフルメッシュを敷いて4隅のガイラインをペグに引っ掛ける。
  3. フルメッシュの頂点部にあるクリップを、DPTEの頂点についているループに引っ掛ける。
  4. 4隅のガイラインにテンションをかけて完了。(ここにテンションをかけないとバスタブが立ち上がらない)

モノポールの場合

  1. フルメッシュの中からポールを立てるので、幕とフルメッシュを重ねて置く。
  2. ベースをペグダウンして、フルメッシュのガイラインもペグにかけておく。
  3. 幕とフルメッシュの入り口を開けてポールで立ち上げる。(フルメッシュのフロアには中心にポールを立てる用の補強がしてある)
  4. 4隅のガイラインにテンションをかけて完了。(ここにテンションをかけないとバスタブが立ち上がらない)

基本的にはこの流れ。撤収は逆の手順。

因みにモノポールの場合は、フルメッシュ単体でも設営可能。雨風がなければ星を眺めながら過ごすこともできる。

Khufu Full Mesh Khufu Full MeshKhufu Full Mesh

 

カスタマイズ

今回は3つカスタムをお願いした。実物触ったことない状態での依頼なので半分賭けw (※流通モデルの「HB」ではカスタムは不可です)

①入り口を逆U字に

デフォルトでは、入り口は右側のL字ジッパーなんだけど、入り口は状況に応じて左右選択したいのと、メッシュでも全開放の可能性を残しておきたかったので逆U字型に変更。

HBの逆T字も考えたけど、開放時に扉をループで止めなくても済む逆U字の方が使い勝手がいいと判断。

<良かった点>

  • 左右どちらからも出入りできて便利。
  • メッシュインナーをつけても全開放ができて快適。

<悪かった点>

  • メッシュ側はテンションが弱めなので開け閉めが多少やりづらい。ただ、これはL字型でも同じかも。
  • 中途半端に開けた状態で出入りするとジッパーに負荷がかかる可能性。

 

Khufu Full Mesh

 

②前側2箇所のラインロック手前にバックルを追加

フロアレス時の広大な前室を残したくて、前面2箇所の固定部をバックルで中からでも脱着可能にして、前室を確保できるようにした。Halfメッシュとしても使えるようなイメージ。

バックルを外してフロアを引き込めば、好きなだけ前室を確保できる。ただ、このカスタムは、フロアレスで使ってきた人にしか響かないかも。

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③前側2箇所のリッジライン中間にループを追加

前室確保の仕掛けに関連して、前面2箇所の固定部分を外すとどうしてもメッシュにテンションがかからずに弛んでしまうので、リッジライン中間にループを設けて幕の扉留めに引っ掛けられるようにした。

これは中々正解で、固定部を外さない場合でもメッシュのテンションが維持されて居住空間が快適になる。

ただ、一部にテンションがかかるので、ジッパーの開閉が多少しづらい。ジッパーは無理に引かずに、丁寧に走行方向に沿って操作するのが○。

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気がついた注意点

  • 4隅のガイラインにしっかりテンションをかけないと、バスタブが立ち上がらないので注意。
  • DPTEで使う場合は、ポールがメッシュの外側なので、ポールに物を掛けられなくなる。
  • インナーとはいえ、フットプリントは敷いた方が無難。破損リスク軽減や片付け効率もその方がよい。

フットプリントには「Multi Sheet Tyvek」を使用。Tyvekなのでシルナイロンより滑りづらく空気が抜けるので畳みやすい。

まとめ

Khufu Full Mesh

久しぶりに床に物をぶちまけられるこの感覚!悪天時と樹林帯では間違いなくメッシュインナーあった方が快適。設営撤収の手間はどうしても増えるけど、そこは状況に応じて使い分けていこうと思う。稜線のテン場のみなら、フロアレスで十分だし。

DPTE導入と合わせて最大構成の重量は、

  • Khufu Tyvek 440g
  • Full Mesh 370g
  • DPTEカーボン 84g
  • CP3(カーボントレッキングポール) 155g x2 
  • Multi Sheet Tyvek 200g

計 1404g

あれ、自立式とあんまり変わらんなw CP3はトレッキングポール兼用なので抜いてもいいかも。

 

因みにモノポールでの最小構成は、

  • Khufu Tyvek 440g
  • CP3(カーボントレッキングポール) 155g
  • Multi Sheet Tyvek 200g

計 795g

メッシュのバスタブフロアがセットになってて、手に入れやすくなった流通用のクフがリリースされたので、色やスペックがマッチする人はその選択肢もよいかと。

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LOCUS GEAR | Khufu Tyvek | 冬のテント泊
LOCUS GEAR | Khufu Tyvek | DPTEレビュー

では!

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  1. […] 床がない〉 虫が気になる人や、雨の樹林帯なんかではやっぱりバスタブフロアとバグメッシュがついたインナーがあった方が幸せかもしれません。 LOCUS GEAR | Khufu フルメッシュ レビュー […]

  2. […] き次第レビューしたいと思います! LOCUS GEAR | Khufu フルメッシュ レビュー […]

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