3シーズン用と厳冬期用のダウンシュラフをコインランドリーで洗濯した。
ウンチクはネットに色々転がってるので、洗濯のやり方だけ端的に記録しておく。
ダウンシュラフ
洗ったのは、mont-bell の UL Spiral down hugger 「#3」と「#0」。
コストは洗濯機が1,000円、乾燥機が2,000円前後で、トータル3,000円前後。
(今回は厳冬期用を含む2枚だったので乾燥に時間がかかった。1枚であれば、トータル2,000前後で済むはず)
洗剤のコストを入れてもクリーニングに出すよりは安上がり。
洗濯機
自前の洗剤を投入可能なドラム式。最近は洗剤が自動投入される物があるので注意。
容量は 25kg、給水量40L。余裕があった方がよいらしい。羽毛布団の洗濯可能枚数が目安になる。料金は一回1,000円。
今回はNIKWAXの「DOWN WASH DIRECT」を使ったけど、イスカやナンガによると、おしゃれ着用の中性洗剤を薄めて使ってもいいらしい。mont-bell は専用洗剤を推奨してるけど。
家では洗剤使わずにマグちゃんで洗濯してるので、ダウンにも使えるかどうか mont-bell に問い合わせ中。
洗濯の段取り
- 裏返す。
- ジッパーとベルクロを閉じる。洗濯ネットは省略。
- シュラフを投入。
- 液体洗剤投入口にダウン用洗剤投入。2枚なので大体300mlくらい。
- 「弱洗い」で洗濯開始。
- 所要時間 約30分。
脱水のみ省く機能はなかったので脱水まで実施。ダウンは濡れるとかたまってボール状になる。濡れた状態ではほとんどほぐれないのでそのまま乾燥機へ投入。
乾燥機
容量に余裕があった方がダウンが広がりやすい。モード選択があれば低温で。料金は¥100円/8分。
結論からいうと、乾燥機1台に入れるのは1枚だけにして、30分ごとにダウンをほぐして、60〜90分かける、というのが正解かも。
ジッパーが布地を傷めるのが怖いので精神衛生上ジッパーは閉めたけど、開けないと乾かなそうなので途中で開けた。中でカチャカチャ当たる音がするのは仕方ない。
シュラフを広げて円周に沿わせるように置いて、攪拌用洗濯ボール3個(テニスボール4〜5個の方がよい)を入れて乾燥開始。ボールがシュラフを叩いて偏ったダウンをほぐしてくれるらしい。
最初8分ごとに4回取り出して様子を見てみたけど、全然乾いてなかったので、30分くらいは継続で回しちゃってよさそう。ある程度乾いてくると、かたまったダウンがほぐれるようになってくるので30分ごとに取り出してダウンのかたまりをほぐしてやる。
乾燥具合の目安は、ぺちゃんこだったシュラフ自体が膨らんでくることで判別。
ぺちゃんこ
ある程度乾燥
今回は2枚だったのと、厳冬期用の「#0」はダウン量が多いので思ったより乾燥に時間がかかってしまい、結局トータルで152分もかけてしまった。
Before
※これは置き方がよくない。伸ばして円周に沿わせるように置いた方がよい。
After
時間的には本を読んでいたので退屈は全然しなかったけど、あまり乾燥機をかけすぎるのもよくないらしいので、2枚の場合は、乾燥機2台に分けて一枚ずつかけた方がよいかも。ダウン量も違うし。
まぁコロナのせいで2枚同時に洗ったけど、普通は夏用と冬用同時に洗うことはないので、1枚なら1時間もかければ乾くと思う。
ダウンは風が大好きなので、一応この後天気がいい時に天日干しもするつもり。
最終的にスタッフサックにしまうのも一苦労なくらいたっぷり空気を含んでロフトが回復した。
タイムスパン
一応今回のタイムスパンを記録。取り出すごとにダウンをほぐした。
- 8分ごとに取り出して4回、32分
- 56分目 水分を含んだボール多め。
- 80分目 水分を含んだボール多め。
- 104分目 この辺でやっとシュラフが膨らみ始める。
- 128分目 全体的に膨らんで、一部にかたまりが残る。
- 152分目 かたまりがなくなってほぼ乾いたと言っていいレベル。
以上、ダウンシュラフを洗おうとしてる人の参考になれば!