LOCUS GEAR | Khufu Tyvek | 冬のテント泊

Locus gear khufu

【冬と LOCUS GEAR Khufu Tyvek】

雪山で2シーズンほど LOCUS GEAR Khufu Tyvek を使用してきて、ノウハウらしきものができたので記事にしてみました。
使用スタイルは主にバックカントリースキーでのベースキャンプです。

【雪山でクフを張る】

そもそも、極度の冷え性なので雪山でテント泊なんて自殺行為と思ってました。
それが、自立式もスルーしていきなりフロアレスで雪山テント泊デビューです(笑)
寒がりでも準備と対策をしっかりすれば意外といけます。
雪山でも張りたいと思わせるクフの魅力は恐ろしい限りです。


張り方は基本的には夏と一緒ですが、最初にベース作りが必要です。
夏山でのレビューはこちら。
LOCUS GEAR | Khufu Tyvek | ソロハイカーのレビュー

①【ベースとなる部分を踏み固める】
・クフより一回り大きいサイズのフラットなベースが必要です。
・周りに耐風壁を積むので幕の面積ギリギリだと設営がしづらいです。
・登山の人はスノーシューがあった方が便利だと思います。

②【耐風壁を積む】
・踏み固めたベースからスコップでブロックを切り出して耐風壁を積みます。
・冬季は風が強いことが多いのと、クフは下回りが開いているので
耐風壁は積んだ方が安心だと思います。
・ベースを掘り下げた方が積み上げる壁への労力が少なくて済みます。
・壁は1列だと不安定だし崩れる可能性があるので2列に積むとよいです。
・スノーソーか園芸用のノコギリがあるとブロックの切り出しがとても楽です。

③【竹ペグでペグダウンする】
・冬季はペグを雪に埋めて固定します。100均のしゃもじを半分に切って
それぞれ真ん中に穴をあけて使ってます。
・ペグを雪に埋めるのでベースのガイラインは長めにとる必要があります。
・雪上ではペグは刺すのではなく、寝かせて埋めてアンカーにします。
・踏み固めた雪の固定力はかなり強力です。

④【立ち上げる】
・ペグダウンしたらポールで立ち上げます。
・そのままだと裾がどうしても開くので、小ぶりな雪の塊をのせてふさぎます。
柔らかい雪だと一見ふさげたように見えますが風で飛ばされます。

【使ってみて諸々】

【耐風性】
竹ペグの固定力が強いので耐風性はかなりよいです。スキーの人は板でAフレームを組むと最強です。
スキーでベースキャンプとする場合は、滑走用のポールとは別にテント用のポールが1本必要になります。(テントを潰しておく場合は不要)

【耐寒性】
フロアレスで冬のテント泊というと、よく「寒くないの?」と聞かれますが、
テントに保温性はほとんどないので自立型と変わりません。
ただし隙間風は完全には防ぎきれないのと、火を焚いた時の暖かさは自立式の方が分があります。
下半身はシュラフに突っ込んで、防寒着を全て着込めばちょうどよいです。
タイベックの通気性もあって通気は確保できるので安全面では有利かと。

【室内空間】
・銀マットとサーマレストZライト
・mont-bell #0とシュラフカバー

寝床以外はむき出しの雪のままですが、全面にマットを敷いた方が快適かもしれません。
床がないので、解けた雪や結露が水になってたまるというストレスがないです。
冬季はマットがトラブると死活問題なのでエアマットはおすすめしません。
結露が解けて幕内に雨が降るのでシュラフカバーは必須です。
#0でも足元は冷えるので、ゾウ足とプラティパス湯たんぽで万全です。
今のところ、−13℃までは生きています(笑)

【その他豆知識】
・気温-10℃付近だとガスバーナーの火力は極端に落ちます。
・ボンベを手であっためると火力あがります。
・「プリムスウルトラガス」は火力が落ちずかなり使えました。
・水は雪から作れますが、少量のお湯に雪を投入していくと早いです。
・あらゆるものが凍結するので、凍ると困るものはシュラフの中へ。
(水とかコンタクトとか)
・逆に凍っても問題ないものは外へ。
(スコップとかピッケルとか)

【撤収】

撤収は天候と気温によってはペグを抜くのに難儀します。
日中気温が上がって、夜冷えるような時はピッケルがあった方が楽です。
ペグが抜けなくてガイラインを切るような話も聞きますが、基本的に抜けないということはないので、ペグは必ず回収しましょう。

幕は結露が凍ったままだったり雪が付着しているので、収納サイズは若干大きくなると思います。

【テント泊中の装備】

寒さへの耐性は個人差があるので飽くまで参考程度ですが、雪山で一晩過ごすのに使っている防寒系の装備一覧です。
リンクがあるものはリンクを貼っておきます。サイズは要確認です。
やはり夏山に比べてリスキーではあるので、信頼性とコスパでmont-bell製品が多いです。

・シュラフ「mont-bell アルパインダウンハガー800 #0

・シュラフカバー「mont-bell U.L.スリーピングバッグカバー

・スリーピングマット「THERMAREST Zライト」


・テントマット「銀マット」

・バラクラバ「mont-bell ジオラインバラクラバL.W.」


・ドライレイヤー「finetrack スキンメッシュ」


・ファーストレイヤー「mont-bell ジオラインM.W.ハイネックシャツ

・ダウンジャケット「UNIQLO ULダウンジャケット」

・ミッドレイヤー「Haglofs BARRIER HOOD JACKET」


・ハードシェル「Haglofs ROC SPIRIT JACKET」

・ダウンパンツ「mont-bell スペリオダウンパンツ

・テントシューズ「ISUKA テントシューズ」

【まとめ】

しっかりとした準備と対策をすれば、冬でもクフは使えます。
設営面積を気にしなくていいのでむしろ夏より使いやすいかもしれません。
難点は白いクフなので、背景と一体化して写真が撮りづらいこと(笑)
冬はただでさえ荷物と重量がかさむので、夏以上にクフの軽さのメリットが大きいです。
まぁツェルトで半雪洞でもいいんですが、雪洞掘れない場合もあるので。

夏山のテント泊を経験している人には、冬のテント泊もぜひおすすめしたいです。
不安な人はまずは車や屋内に撤退できるところから試してみるといいと思います。

では!

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