2015年 9月
涸沢の紅葉を見に北アルプスへ。数日悪天候が続いていたのと、当日も予報があまりよくなかったのでハイシーズンにしては驚くほどの空き具合。

行程
DAY1
上高地→涸沢→ザイテングラート→奥穂高岳→涸沢
DAY2
涸沢→上高地
上高地
沢渡から上高地入り。そういえば上高地を歩くのはこれが初めてかも。
気持ちの良い林間の道を快調に歩くけど、長すぎてすぐに飽きるw 途中明神岳とか穂高連峰とかがちらちら見えるのが救い。


涸沢
長い林道を抜けて、横尾からはやっと登山道へ。ナナカマドが色付いて中々きれい。涸沢までは急な登りもないのでテン泊装備でも来やすい。

予報があまり良くないせいか、ハイシーズンにしてはガラガラのテント場。写真でよく見るテントの花が見れなかったのはちょっと残念。
涸沢のテン場は岩場が多いので先着順で、下に敷くコンパネを貸してくれる。ガイラインを固定する岩には困らない。


赤黄緑と錦の絨毯を広げたような紅葉が山肌を埋める。こりゃ中々すごいね。
テントを張り終えて、国内第三峰 奥穂高岳へ向かう。
ザイテングラート
ドイツ語ってかっこいいよね。ザイテングラート。左手に前穂高岳を眺めながら、結構落石がありそうな急登を登りあげる。テントを張ってしまって空身なので、身体は軽い。


穂高岳山荘
ザイテングラートを登りきると石畳が敷き詰められた穂高岳山荘に到着。テラスからは涸沢が一望の元に見渡せて爽快。ここはテン場が結構狭いので確保が大変かも。

奥穂高岳
山荘からはいきなり岩場を登り上げて、CT1時間の奥穂高岳へ。
国内第三峰の奥穂高岳は、間ノ岳と標高が同じなので同立。ピークには結構立派な社が建ってる。
奥穂からの眺めは圧巻。この日は不思議な雲が出ていて、その下にドーンと屹立するジャンダルムが圧巻。


涸沢に戻りながら見た奥穂に当たる残照が印象的。テン場に戻るとそこそこテントも増えてて、ビールが売り切れてこの世の終わりみたいに悲嘆に暮れてる人がいた。



2日目
2日目は下山するのみ。
朝は残念ながら雲が多くて焼けなかった。

下山ルートは屏風のコル経由も気になったけど、この時はまだ岩場の経験があまりなかったので無難にきた道を戻る。
横尾からターミナルまでの林道歩きが長すぎて飽きる。徳沢のソフトクリームが救いかな。上高地往復はもうなるべくやりたくないなぁ。

