スポーツバイクに乗るとなると色々と付属品が必要になります。
必須の物と、あると便利なものをまとめてみました。
グラベルロードに限らず、初めてスポーツバイクを買うなら、これらの付属品用に2万くらいの予算を考えておいた方がよいです。
必須の道具
- ペダル
- ベル
- ライト
- フロアポンプ
- 携帯ポンプ
- パンク修理キット
- 鍵
- 工具
あると便利なものたち
- ボトルケージ
- ボトル
- サイクルコンピューター
- ミラー
- 携帯スタンド
必須の道具
ペダル
スポーツバイクは基本的に購入時にペダルがついていません。ユーザが用途に合ったものをそれぞれ選ぶことが多いからですね。
ペダルは自転車を前に進める直接の動力部分に当たるので、そこそこいい物を選ぶことをお勧めします。具体的にはベアリングが高性能でクルクルとよく回る物を選ぶと抵抗が少ないので効率よく漕ぐことができて疲れづらくなります。
ペダルには2種類あります。
ビンディングペダル
靴にも金具がついていて、ペダルと固定されるタイプです。
脚が固定されるので効率よく漕ぐことができます。慣れればとても快適ですが、専用の靴が必要な点と、うまく金具をはずぜずこけてしまう可能性があります。
フラットペダル
靴と固定する機構はついていないので、普通の靴で乗ることができます。グラベルで乗るなら滑り止めのためのピンがついたタイプがお勧めです。また中央部が緩やかに凹状に湾曲したものが、踏み込みの力を伝えやすいです。
筆者はグラベルではビンディングペダルは使わないつもりだったので、三ヶ島(MKS)のALWAYSというフラットペダルを選びました。
ここのメーカーはベアリングに定評があるようで、クルクルととてもよく廻ります。
ベル
スポーツバイクには購入時にベルはついていないことがほとんどです。
都道府県によって多少異なりますが、基本的には装着が義務化されてます。ただし、危険防止のための止むを得ない場合以外の使用は禁止されてます。
ベル自体は数百円で買えますが、義務とはいえあまり格好のいいものではないので多少値は張りますが、筆者はベルとは思えないデザインのknog「oi」を選びました。
ハンドルの径によって付けられるサイズが変わります。
ケーブルを通す溝が開けてあるところが秀逸。
ライト
日中しか走らないならマストではないですが、夜間走る場合は前後への装着が必須です。無灯火の自転車は車からは本当に見えないので、自分の安全のためにも装着してください。
フロントは白いライト。リアは赤いライト、もしくは反射材と規定されてます。
筆者はフロントライトは登山のヘッドライトがあるので、バイクアダプトという専用のアタッチメントを使って自転車に転用してます。
リアはLEDのライトを使ってます。
どこにつけるか、電源は電池かUSB充電式か、などが選ぶポイントになります。
フロアポンプ
スポーツバイクのタイヤは高圧の空気圧をきちんと管理することでパンクのリスクが大幅に減るので空気圧計(ゲージ)がついたフロア式ポンプは用意した方がいいです。
部屋に置いてもインテリアに馴染むLEZYNEのフロアポンプがお勧めです。
空気をいれるバルブ部分がしっかり固定できるので使い勝手もよいです。
携帯ポンプ
外出先にはフルサイズのフロアポンプは持っていけないので、パンクなどに備えて携帯ポンプも必要です。
筆者はLEZYNEのハンドポンプを使ってましたが、グラベルだと荷物を持つ前提なので携帯性よりも入れやすさを重視して少しかさばるけど携帯式のフロアポンプにしました。
地面に立てて体重をかけて空気を入れられるので中々お勧めです。
携帯性を重視してハンドポンプにするならやはりLEZYNEのものがお勧めです。
バルブ部分がフレキシブルなホースになっているので、断然空気が入れやすいです。
ハンドポンプはコンパクトになればなるほど、ストロークが短くなる分、空気を入れるのに時間がかかるので、それを踏まえてモデルを選んだ方がいいです。
LEZYNEにはモデルがたくさんありますが、「HP」はハイプレッシャーで高圧のロードバイク用、「HV」はハイボリュームで空気がたくさん必要な太いタイヤ用となってます。
パンク修理キット
グラベルに乗るなら、パンクリスクが非常に少ないチューブレスレディタイヤを履いているかもしれませんが、チューブレスレディでも万が一の緊急時は通常のチューブが使えるので予備のチューブは持っておいた方がいいです。
購入の際は使用しているタイヤのサイズと、バルブの種類と長さを確認しましょう。
手でタイヤを脱着するのは慣れないと中々大変なのでタイヤレバーもあるといいです。
鍵
自転車から少しでも離れることがあるなら、鍵は必ずかけた方がいいです。
華奢なワイヤーロックは簡単に切断されるので、頑丈なチェーンロックをお勧めします。有名なのは盗難補償がついたABUSのロック。
スポーツバイクは軽いので自転車自体に鍵をかけてもそのまま持ってかれちゃうので、ロックする時は固定された構造物と繋ぐ「地球ロック」が基本です。その際も鍵が地面に接しないようにすると切断されづらくなります。
筆者はkuhakuというブランドの檸檬という180cmの鍵を選びました。長さがあるので上記の地球ロックがしやすいです。
工具
スポーツバイクは各部の調整に六角レンチを使うことが多いので携帯工具は一つ持っておくといいです。
あると便利な物たち
ボトルケージ
主にドリンクボトルを入れるのに使います。
PETボトルをいれる場合は、サイズによってはスカスカになってしまうものもあるのでサイズ調整ができる物が便利です。
ボトル
ドリンクはPETボトルでもいいんですが、いちいちキャップを開け閉めするのは結構面倒なので、ワンアクションで飲み物が飲める専用ボトルがあると快適です。
サイクルコンピューター
必須ではないですが、速度や走行距離を表示できるサイクルコンピューターがあると自転車に乗るのが更に楽しくなります。
最近はStravaやRuntasticといったスマホのアプリでも代用できます。
専用のものはホイールに計測装置をつけるタイプと、GPSで計測するタイプがあります。
ミラー
主に街中を走る際に便利です。
駐車車両を右に交わす場合などに、いちいち振り向いて後続を確認するのは面倒ですし、前方が見えなくなるリスクもあります。
ハンドルの先端にこれをつけておくと、チラ見で後ろが確認できるので中々快適です。
携帯スタンド
スポーツバイクには自転車を自立させるスタンドは基本的にはついていません。壁に立てかけたり、寝かしておくのが基本ですが、写真を撮りたいときなどに携帯スタンドがあると便利なことがあります。
ミノウラのこのモデルは、台座をドリンクホルダー用のダボ穴に固定できて、脚自体は脱着式でコンパクトになるので中々重宝します。
まとめ
以上、スポーツバイクに乗る際に必要になるもののほんの一例を記載してみました。
バイクに乗ることで自分なりに必要なものが見えてくると思うので、それを選んでいくのも楽しさの一つだと思います。
これからスポーツバイクの購入を考えているという方へ、購入の際のポイントをまとめた記事もアップしています。
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