テント泊で縦走する時のザックって重いですよね。
最近は道具が色々軽くなってきてるので、装備自体はかなり軽量化できますが、ザック、テント、マット、シュラフと主なものを軽くしてベースウェイトは軽くなっても悩ましいのが食料です。
そこで自分が連泊する時の食料の考え方を記録しておきます。前提は「歩くことがメイン」で「食料は軽さと手軽さ重視」の場合です。もちろん山のプランに決まった正解はないので飽くまでも一例として見てみてください。
テントで連泊時の食料
山での食料というと、大きくは「朝」「昼」「夜」「行動食」になるかと思います。「昼」と「行動食」は兼用となることが多いです。それぞれを見ていきましょう。
あ、ちなみに自分はアルコールもおやつもなくてもいい人なので、この分軽いですw
朝
出発日の朝は、コンビニで好きなものを調達してます。多少重くてもすぐ消費するので。
工程中の朝は、早めに出たいしテントの撤収もあって慌ただしいことが多いので、簡単に作れて水分補給もできてあったまれる袋ラーメンにしてます。メスティンだと袋ラーメンを半分に折ればちょうど収まります。前日にサーモスにお湯仕込んでおけば更に時短になります。
あと、前日夜のクッカーをそのままにしておいても、ラーメンならスープの水分で掃除しやすくなるのでゴミも一手間も減らせます。
昼(行動食)
昼は、大抵行動食で済ますことが多いです。内容はエナジーゼリー系とチョコバー系がメイン。糖分不足用に氷砂糖もお勧め。飴は溶けちゃうけど氷砂糖は夏でも溶けないので。シャリバテ対策には米が効くので、煎餅とか歌舞伎揚なんかも軽くてお勧め。
あと、営業小屋があるルートなら、昼は小屋で済ますっていうのも一つの手です。自給自足縛りのストイックな耐久レースとかじゃなければ、利用できるものは利用すれば良いと思います。
夜
夜は、ぶっ込み飯系をジップロックに移して1食ごとに分けることが多いです。ジップロックには文字を書き込める部分があるので、マジックで必要なお湯の分量と待ち時間を記入しておきます。ジップロックに移すことでコンパクトになるし、そのままゴミ袋にもなります。
実際の調理はクッカーにお湯を沸かしてそこにぶっこみます。これの良いところは、寒い時なんかに待ち時間で冷めても温め直して食べられること。カップ容器のまま高山で5分なんて待ってると冷めちゃいますからね。あと、このやり方だと好みで加熱が必要な食材足したりもできるのでアレンジしやすいです。
このスタイルで、モンベルのリゾッタは元からアルミパックなので便利なんですがちょっと飽きちゃいました。
使ったクッカーは、翌日の朝のラーメンでまた使うのでそのままにしてます。
小ネタ
小ネタとして、クッカーは「お湯を沸かす用」と「調理用」で分けてます。サーモスに入れるお湯はきれいな方が帰ってからの手入れが楽だし、お茶を飲んだりするお湯もきれいなのがよいので。
以上、誰かの参考になれば幸いです!