【軽レンタカーで車中泊】冬の道東野生動物撮影トリップ　＜Day3 網走＞オジロワシとキタキツネ

ワシを探しに網走へ

３日目はワシを探しに。北の方が会いやすいんじゃないかと思って網走の水辺を散策してみる。道の駅のそばに展望台があったので出発前に一応登ってみるも曇天なので展望はそんなによろしくない。遠くに斜里岳、海別岳、羅臼岳が見える。

濤沸湖

まずは道の駅からすぐの濤沸湖へ。中々すごい名前の湖。「とうふつ湖」と読むらしい。オジロワシやキタキツネに会えそうなので、駐車スペースをみつけて停めようとしたら橋の上になんかいる。最初フクロウかと思ったらオジロワシ！いきなりいた！いきなりすぎて慌てる。刺激しないようにそっとカメラ準備したけどじっと動かないので思う存分撮れた。

うーん、ワシかっこえぇ…。

いきなりお目当てのひとつに至近で会えたので興奮醒めやらないまま、ネイチャーセンターがある対岸側にも行こうとしたものの、ガソリンが残り少なかったことに気付く。元旦はやってなかったけどさすがに今日はやってるでしょ、と思って最寄りのスタンドに向かうも休業…。Googel Mapで営業中ってなっててもやってない…。

おや？これはマズくないですか？残り航続距離30km…北海道で30kmはヤバい。慌ててGoogle Mapで半径30km内のガソリンスタンド検索して片っ端から電話かける。４軒目くらいでやっとつながって営業してるとのこと！網走市内のスタンドでした。ここから網走市内まで約15km。ぎりぎり何とかなりそう。燃費走行で何とかスタンドたどり着いた時は心底ホッとしました。残り航続距離16km…。航続距離目安確認できるのありがたいですね。

この旅一番のドキドキシーンでした。正月三が日の北海道を車で旅する方はご注意を。道東だと恐らく網走、中標津、根室辺りじゃないとガソリンスタンド開いてないです。

網走湖

肝を冷やしたので、市街のなか卯で腹ごしらえして、気を取り直して次は網走湖へ。南北に長い湖畔をぐるっと回ってみます。東岸の湖畔の木の上にオジロワシが結構留まってますね。ただ、車を停められる場所が中々ない。一周して戻ってくるつもりでひとまず先へ進みます。

小さな支道の踏切を渡っていたら、向こうになんかいる！キタキツネ！安全な場所に車停めてカメラ持って戻る。線路とキタキツネという嬉しいシチュエーション。撮影トリップはこういうのが醍醐味。ここに行けば必ず会える、ってほうが撮れ高はいいんだろうけどやっぱり偶然の出会いの方が数倍楽しい。

南岸の女満別湖畔付近でもオジロワシを１羽見かけたもののそれ以外は特に収穫なし。網走湖は東岸にワシが集まるようなので、能取湖を巡りつつ戻ることに。

能取湖、能取岬

能取湖も凍結していて景色が美しいものの、野生動物はあまりみかけず。風景メインだったら何時間も居座れる景色ではあるけど、今回は野生動物に全振りなので最果てのような景色を横目についでに能取岬まで行ってみることに。能取岬は牧場地にゼブラ柄の灯台がポツンとたっている風光明媚な場所でしたが特に収穫はなし。中国？のドラマのロケ地らしく、中国人観光客がそこそこいました。

陽も傾いてきたので、ぐるっと回ってみて一番ワシがいそうな網走湖東岸へ戻ることに。いい場所に駐車スペースがないので、少し離れた駐車スペースに車を停めて、湖畔を歩き出した途端、真上に大きな影。翼端が白い！オオワシ！ついに！慌ててカメラ構えるも間に合わず…。むぅ、無念…。

あとは凍結した湖上にオジロワシがいたけど、全く動かないのでこの日はこれで終了。湖では白鳥がぷかぷかしてました。次は流氷とオオワシで有名な羅臼に行ってみる。まだ流氷来てないけど…。

小清水温泉ふれあいセンター

この日は中標津に宿をとってあるので、手前の小清水で風呂とご飯をすませることに。小清水温泉ふれあいセンター　¥400だったかな。地元の人が多い、宿泊施設も併設してる温泉。シャワーの圧が弱かった。併設してる食堂でミックスフライ定食いただいた。

ペンションフォルメン

中２日は中標津のペンションフォルメンに宿泊。洋風の小綺麗なペンションでした。最低限のものは揃ってるし、ビジネスでの利用も多いようで、行動も自由に任せてくれたので、ほぼ充電と寝るだけの利用だったもののとても居心地よかったです。この日、羽田での炎上事故があったようで、宿のオーナーさんはキャンセル覚悟していたとのこと。