山のコト

山のコト | 登山と山道具 Vol.21 テント泊縦走 燕岳から常念岳へ

2015年 夏。

北アルプスデビューは王道の合戦尾根から燕岳。ついでに縦走もデビューということでそのまま常念岳へ向かう1泊2日の山行。

行程

DAY1

中房→燕岳→大天井岳→大天荘

DAY2

大天荘→常念岳→一ノ沢

 

合戦尾根

前日に長野入りして、中房から北アルプス入門として名高い合戦尾根へ。北アルプス三大急登の一つに数えられてるけど、途中のこれまた有名な合戦小屋のスイカのせいか、急登という感じは全くなかった。

 

快適に標高を上げていくと、抜けるような青空の先に燕山荘の建物が見えてくる。

 

合戦尾根の眺望の開け方はちょっと劇的。

ずっと木立の中の尾根を登ってくるので、稜線まではあまり展望はよくない。それが、燕山荘直下の最後の登りを抜けると、眼前に一気に裏銀座の山々とシンボリックな槍ヶ岳がドーン!と飛び込んでくる。

こりゃ山に虜にされるわけだ。

なので、これから合戦尾根を目指す人は是非、好天の日を狙って欲しい。

 

燕岳

燕山荘の山男に挨拶してから、北アルプスの女王と呼ばれる燕岳へ。白い砂礫と岩に覆われた姿は女王と呼ばれるだけあって美しい。

途中のイルカ岩はホントにイルカそのまんま。

 

稜線歩き

燕山荘から先には素晴らしい稜線が槍ヶ岳へと向かって延びていく。今日は大天荘に幕営予定なので、このままこの稜線を歩けると思うとワクワクが止まらない。もはや歩く前から縦走の虜。

道中ずっと槍が見えてるので、カメラの中が槍だらけになる。

 

緩やかな登り下りが連続するので、稜線歩きの楽しさを満喫するにはこのルートは本当にもってこい。

大下り辺りまで来ると今日の目的地、大天井岳が間近に見えてくる。

大天荘手前の登りがよく見えるので結構げんなりする。実際結構インパクトある締め括りだった。

 

大天荘

最後のエグい登りを終えると、大天荘のテン場に出る。大天荘は立派な建物で、テン場もフラットな面が多くて快適。何より槍を間近に望む最高のロケーション。北岳山荘も良かったけど大天荘も最高。

 

大天井岳

テン場から10分で大展望の大天井岳のピークを踏めるというのもまた素晴らしい。今日歩いてきた稜線を眺めつつ、大天井のピークで日没を迎える。

歩いた道のりを眺めて悦に浸れるというのも縦走の醍醐味かも。

 

陽が落ちて、大天荘に灯りが入り、眼下には街の灯り。稜線の向こうの燕山荘にも灯りが灯る。

そしてこの夜はたまたま新月で、テントから這い出すと穂高連峰をバックにとんでもない星空が広がっていた。これだから山はやめられない。

 

2日目

2日目は未明から起き出して、常念岳へ向かう。

この日も好天で、またもや槍が姿を見せつけてくる。この二日間でいったい何枚槍撮ったんだろう…

 

朝の光に照らされる東天井岳、横通岳と続く稜線もまた素晴らしい道行き。朝露に濡れて光り輝くハイマツを愛でながら歩く。

 

常念岳

常念小屋から見上げる常念岳は標高差400mの結構な直登。これがまたザレ場で中々歩きづらい。しかも下からずっと見えててピークだと思ってたところが偽ピークで萎える。

常念岳のピークは岩岩していて登った感たっぷり。

 

下山

常念小屋からタクシーを手配して、一ノ沢から下山。一ノ沢は水の流れが美しい気持ちの良いルートだったのになぜか写真を撮っていない。

余裕を持って登山口に到着、タクシーで中房に置いた車を回収して、縦走デビューは完了。

当然のことながら、すっかり北アルプスに魅せられてしまったので、この後、早速肉眼で見てしまった裏銀座を歩くことになる。

 

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