レンズのクリーニングってどうする?
そこでレンズのクリーニングに最低限必要なアイテム3つを紹介してみます。
レンズのクリーニングにマストなアイテム
レンズのクリーニングに最低限必要なものは以下の3点。
(レンズペンというものもありますが、私は必要性を感じませんでした。)
レンズ保護フィルター
レンズ表面を汚したり傷つけたりしてメーカーに修理に出すためのお金と時間が有り余っているのでなければ、レンズ保護フィルターの装着を強くおすすめします。
レンズには「フィルター径」(Φ49mmとかΦ67mmとか)というものが表示されているので、自分のレンズにあったフィルターを用意しましょう。
各メーカーから様々なフィルターが出ていますが、私は「Kenko」のものを使っています。
「Kenko」の上級グレード「Zeta」は確かに汚れに強いですが、よほどこだわりがない限りは標準グレードの「PRO1D」で十分です。
両者の間に光学的な差異を感じることはほとんどありません。
保護フィルターは画質に影響する、と嫌う人もいますが、作品や仕事にするのでなければ、
ダストブロアー
これ、唾や水分を含んだ吐息でレンズ表面が結局汚れるので避けてください。
ブロアーを使うことで、レンズ表面の付着物を乾いたまま取り除けます。このとき、レンズ面を下に向けてブロアーを吹けば、埃が戻ってきません。
ブロアーには大小2種類ありますが、「大」は吹く力が強いので自宅用、「小」はコンパクトなので携帯用と使い分けるといいと思います。
ものによってはブラシが付属しています。これはあってもなくてもいいですが、ブロアーでは吹き飛ばせない埃がある時に役立つ場合もあります。
クリーニングペーパー
ウェットタイプですが、拭き後は放っておいてもほとんど自然に消えていきます。
私はまだ新デザインのものを試していないのでこの点は未確認です。
外で撮影していて止むを得ずあり合わせの布などで拭いた後も、帰宅してからきちんとメンテナンスしてあげたほうがいいでしょう。
クリーニングの流れ
ここまで紹介してきたアイテムを使ったクリーニングの流れは以下の通り。
※レンズを手に入れた時点で保護フィルターを装着しておく。
①ブロアーでレンズ表面を吹いて付着物を取り除く。(レンズを下に向けて吹けば、埃が戻ってきません)
②
③拭き跡は自然に消えていくが、最後にレンズの縁へ拭き上げると確実。
④仕上げに再度ブロアーで吹いて、付着物を取り除く。
基本的には今までのクリーニングの話は「前玉」が対象です。
「前玉」
まとめ
出かける前はそんなに余裕がないことが多いですから…
汚れについてそんなに神経質になる必要はありませんが、汚れがひどいと写真に映りこんだり、余計な反射が生じたりすることもあります。
最低限のクリーニングで楽しい撮影を!