BALMUDAトースターの置き場と食器を収納するキャビネットが欲しくなったので、ガラスキャビネットをDIY。
ガラスキャビネット
外枠は VIVA HOME に売ってる杉の無垢ボード。接合はコーススレッドと木ネジのみなので電動ドライバードリル以外で特別な工具は必要ない。オイルステインと蜜蝋ワックスで仕上げ。
前に作ったアンティークデスクと同じテイストに仕上げた。
団地DIY Vol.33 引き出し付きアンティークデスクをDIY
ガラス扉は古道具屋で入手したものをそのまま使おうと思ったけど、塗装を剥がすのが大変だったのでガラスだけ残して扉は自作することにした。
設計はCADソフトで
設計は「caDIY3D」というCADソフトを使用。寸法の計算と調整が本当に楽になる。
木材を最小限で揃えるためには、どうカットしたらいいかが分かる「木取り図」という機能が秀逸。
有料だけど大きなものをDIYで作ろうとしてる人にはとてもお勧め。MAC版がリリースされていないので、仮想環境にWindowsを入れて使用。
本体組み上げ
本体はコーススレッドで接合したのみ。横方向の強度は背板をつけることで確保できる。背板は見えないので安価なベニヤ板だったりすることが多い。
今回は軽量化も兼ねて薄い背板にした。古道具を真似て無塗装。キャビネット内に少し光が入るように隙間を開けてみた。
ガラス扉
薄い杉材とMDF板でガラス扉を作る。ガラスとMDF板を杉材でサンドイッチする。ガラスは取り外せるように上部はMDF板を挟まない。
ガラスと同じ層に挟まるMDF材はガラスの厚みより1mmほど厚くしてガラスを差し込みやすくしてある。
固定はボンドのみ。ボンドは乾燥時にしっかり圧力をかけて固定すればかなり強力に木材同士が接着される。
把手はセリアにちょうど良いものがあった。
蝶番
ここが一番苦労した。両開きの扉なので、真ん中は隙間を作ってやらないと扉が閉まらなくなる。底板と天板との隙間も確保しないといけないので、ミリ単位で位置を微調整。扉をキャッチする仕組みはマグネット式にした。
棚板
棚板は取り外し式。側板に細い角材を固定してその上に棚板を乗せる形にした。面積の広い木材は高いので、幅が小さめのものを二枚並べるようにした。
脚
脚はホームセンターにイメージ通りのものが売ってた。黒くて四角いアイアン調の脚をタッピングネジで底板に固定。
脚をつけると移動しやすくなるし、見た目が締まる。
古道具やアンティーク家具は好みのものに出会うのが大変なので、近いものを作ってしまおうという試み。
完成品はかなりイメージに近い形に仕上がった。コーヒーのドリップセットをしまうのにちょうどいい。大型で重いので組み上げには結構苦労した。