テント泊が大好きなので、ザックのチョイスは基本的にテント泊が前提。
ご多聞に漏れず幾つかのザックをウロウロ。
ZERO-POINT グラナイトパック40
山を歩き始めた頃はまだガレージブランドとか知らなくて、でも軽くしたいという思いはあって、最初に選んだのはZERO-POINT の「グラナイトパック40」
重量は1.2kgくらい。
これでも軽い方だと思ってた。
元々クライミング用なのでウェストポケットもない。もちろん今流行のフロントポケットなんてのもない。ソリッドでミニマムなザック。
これでダブルウォールのテントと三脚背負って裏表銀座 3泊4日 とか行ってた。
OSPREY aether60
そもそも山を歩き始めたのは
写真を撮るためってのがあって
機材の重さが増えてきた。
重い物を背負うにはそれなりの剛性があるザック、ということで
OSPREY「aether60」に変更。
容量が大きいのでこれは今も
冬のテン泊の時に使ってる。
でも、どっちもなんとなくパッキングの仕方とか雨蓋の必要性とかがしっくりきてなかった。
山と道 Three
その後、ガレージブランドやULザックを知るようになって、カメラ機材をミラーレス化したこともあって、山と道の「Three」に変えた。
容量45Lで 重量約700g
aetherが約2.3kgなので、
ザックだけで1.5kgの軽量化。
100g削るのに苦労する山の世界で
この数字はちょっと異常。
UL系ならではのクセはあるけど
自分にはとても心地よいザック。
まずザックを背負った時の背負い心地に驚く。
腰で荷重を支えるザックとはコンセプトが違って背中と腰に分散するようになってて、なんというか、背負った時に軽く感じる。
Threeに変えるまではハイク中の肩の痛みや手のむくみがあったけど、それもかなり軽減された。
大容量のフロントポケットとサイドポケットのおかげでテントとかグラウンドシートとか濡れ物系とそれ以外の物を明確にわけてパッキングできる。
特に撤収時の効率がとてもよい。
中身はゴミ袋で防水。
ザック自体が保水しないので、ザックカバーいらない。
パッキングの細かい話は次回。
山のコト Vol.06 パッキングの話
ザックは登山には欠かせない道具の一つだけど体力がない人や高齢の人ほどULをやってみて欲しいと思う。
伝統とか今までの経験とかもあるだろうけど道具は常に進化してるので、常に自分をアップデートするのは必ず山行にプラスになると思う。