行動しながらの水分補給
登山中の水分は一気に飲むよりも、少しずつこまめに飲んだ方が効率もいいし、トイレも近くならない。
 休憩の度にザックを上げ下ろしするのは実は結構な疲労になるので、ザックを下ろさずに水分補給する方法をまとめてみた。
 前提として、登山において水は重要なので、1つの容器にまとめるのではなく、幾つかの容器に分けてバックアップしておくべき。
 
1. ハイドレーション

トレランやる人や頻繁に水分補給したい人向け。
 ワンアクションで飲めるハイドレーションは便利。
 ホースや本体の中を洗浄するキットもあるけど、ハイドレーション使う人は中に入れるのは水だけにして、洗ったら丸ごと冷凍しちゃうのがおすすめ。
後始末や次の山行への準備も含めてファストパッキングだと思う。
標準のシリコンの飲み口は使っているうちに口が緩くなって水が漏れてくるので、ストッパーをつけた方が安心。
8分目までで凍らせておいて、出発前に少し水を足しておくと、ザックの背中で程よく解凍されるので、かなりの間、冷たい水を飲める。
 食材の保冷にもなるので、食にこだわる人にはいいかも。
洗いづらいのと、乾かしづらいので中身は水にしておいた方が無難。
 これから購入する人は、口がガバッと大きく開くビッグジップの方が手入れがしやすいのでおすすめ。
【デメリット】
・コストがかかる
 ・残量が分からない
 ・手入れがめんどくさい
2. サイドポケット
ザックのサイドポケットから出し入れ。
 何も追加しなくていいので一番手軽だけど、ザックによってかなり使いやすさは分かれる。
 物によってはサイドポケットにこの使い方を想定していないザックもあるので、腕がつりそうになる。
 UL(ウルトラライト)系のザックはここを考慮していることが多くて、ポケットの素材に伸縮性があって、かつ口が背中側に斜めに角度をつけてあるので取り出しやすい。
 ペットボトルを使うなら、ボトルが柔らかいいろはすが相性がいい。
 サイドポケットに入れておくボトルは一本の方が出し入れしやすい。
【デメリット】
 ・ザックによっては使いづらい
 ・サイドポケットを半分ほど占有する
3. ボトルホルダー
色々試して行き着いたのはショルダーストラップに装着できるボトルホルダー。
 最近はこのスタイルの人が多い気がする。
 背中に偏りがちな荷重を分散できて、取り出しやすさもピカイチ。
 
ボトルのヘッドにつけてクリップで装着できる手軽な物もあるけど、行動中ブラつくのはストレスだし、手が届かない場所にペットボトルを落としてしまうこともあるので、しっかり固定できるものの方が良い。
袋型のホルダーならボトルの形状もかなり自由に選べる。
 モンベルやマムートから出ているのがメジャー。
今回はガレージメーカーのものをチョイス。
OGAWANDのExtra- Bottle holder
 背面のバックルで色々な所に装着可能。メッシュとX-Pacから素材を選べる。
 重量は40g。メッシュにしたのは視認性と水分の抜け、多少の伸縮性に期待して。
 機能を満たしつつ主張しないシンプルなデザインがとてもよい。
 
 
ボトルはペットボトルでもいいけど蓋を手であけなくても飲めるサイクルボトルが便利。
 ちょっと大きめなキャメルバックもすっぽり収納可能。

【デメリット】
 ・コストがかかる
 ・自分好みのボトルが欲しくなるw
当分はこのスタイルで行くことにする。
では!








